香久山こどもクリニック

日進市香久山の小児科,アレルギー科 香久山こどもクリニック

〒470-0134 愛知県日進市香久山四丁目1105-1
TEL 052-800-8001

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お知らせ

インフルエンザの流行に備えて
 

インフルンザは主にウィルスを含む唾液などが
咳やくしゃみなどで飛ぶ「飛沫感染」と
飛沫の付いた手などが触れる「接触感染」でうつります。
 
◆予防が大切です
・ワクチン接種
・流行期に人混みへの外出を控える
・外出時にマスクを使用する
・室内では加湿器などを使い、適度な湿度にする
・十分な休養、バランスの良い食事をする
・うがい、手洗いの励行
 
◆インフルエンザにかかってしまったら
〈〉栄養、水分補給を心がけ、しっかり休養しましょう〈〉
 ・薬物療法:下記4種類から選択できます
〈A〉内服薬として
 ・タミフル(粉・カプセル)1日2回5日間
 ・ゾフルーザ(錠剤)1回のみ
〈B〉吸入薬として
 ・リレンザ 1日2回5日間
 ・イナビル 1回のみ

◆咳込む場合:「咳エチケット」は必要です
・咳、くしゃみの際にティッシュなどで口と鼻を押さえ
  周りの人から顔をそむける
・ティッシュ覆うのが間に合わなければ、腕で口や鼻を覆う
・使用後のティッシュはすぐに捨てる
・咳が出ている時はマスクを着用する



 



 

マイコプラズマ肺炎について

 

一般的な肺炎と異なり学童期から成人にみられ
高齢者には少ない感染症です。
ほとんどが軽症で、自然に治ることもありますが、
ごく稀に重症化することがあります。

【症状】
マイコプラズマ肺炎では発熱、倦怠感、頭痛、咽頭痛などの
症状が出始めて、数日後に咳が出てきます。
痰を伴うことが少ない乾いた咳が特徴で解熱した後も、咳込みが長く続きます。

稀ですが中耳炎、心筋炎、皮疹、ギランバレー症候群など
肺以外の病気を合併することもあります。

【流行について】
咳やくしゃみの飛散から拡がる飛沫感染が主体です。
潜伏期間は2~3週間で、家族内、職場内など小集団で拡がります。

【感染予防】
マスク着用、換気などが大切です。
手洗い、アルコールによる手指衛生も併せて行いましょう。

【出席停止について】
急性期は出席停止となります。
咳込みなどの症状が軽快したら、登園、登校可能となります。











 

免疫力を高めましょう


免疫力】を高めて「新型コロナ」「インフルエンザ」に
負けない身体をつくろう!!

世界的に流行している「新型コロナウィルス」に加え、
インフルエンザも気になる季節です。
感染対策はもちろんですが、普段から免疫力を高める生活を
送ることが重要です。

・・・・免疫力を高める4つのポイント・・・・・・

①バランスのよい食事

免疫細胞を活性化させるためには、
栄養をバランスよく摂ることが基本です。
主食・主菜・副菜がそろった食事を心がけましょう。

免疫力を高める冬場のおすすめ食材

1) きのこ類・・・ビタミン・食物繊維が豊富で腸内環境も改善
2) 大豆・・・・・・豆腐や納豆には、良質のたんぱく質がたっぷり
3) しょうが・・・殺菌・発汗作用があり体温もアップ

②ストレスをためない

肉体的・精神的な疲れやストレスは、免疫力を低下させます。
上手にリフレッシュすることが大切です。

1) 適度な休憩を挟む
2) 軽い運動・ストレッチ
3) 休日はしっかり休む

③入浴で身体を温める

体温が1℃が上がると、免疫力は5倍になると言われています。
免疫力を上げる入浴のコツは

1) 38℃~40℃・・・・ぬるめに
2) 15分~30分・・・・長めに
3) 全身浴・・・・・・・・シャワーで済まさず、湯船に浸かる
 
遅くとも就寝の1時間前には入浴をすませましょう。

④睡眠を整える

1) 夕食は就寝の2時間前までに
   アルコールも控えましょう
2) 就寝前には光と音を遮断する
   寝る前にスマホを見ないようにしましょう
3) 起きる時間を一定にする
   体内時計のリズムを整えましょう

①~④はそれぞれが密接に関連しています。
食事・ストレス解消・入浴・睡眠を上手に行いましょう。




 

乳幼児の便秘について


便秘は乳幼児にもみられます。
排便が週に3回以下は便秘と考えますが、それ以上であっても、
痛みや出血を伴ったり、いきむ時に不自然な姿勢をとったりするようであれば便秘です。
何らかの病気によっておこる便秘もありますが、殆どは原因不明の体質的なものです。
便秘が長く続くと、便がたまっていることに腸が慣れてしまい、便秘はひどくなっていきます。
日常生活では早寝早起きを心がけ、朝食をゆっくり摂りましょう。
食物繊維の少ない食事やジュース・お菓子ばかり食べていると、便秘は改善されません。
生活習慣などの見直しだけで良くならない時は、薬による治療が必要です。
浣腸や薬は癖になるものではありません。
便をためないこと、出すときに痛みがないような硬さに保つことが大切です。
「便秘でない状態」を続けることが、便秘を治す早道となるでしょう。